•  

    新・垂里冴子のお見合いと推理

    新・垂里冴子のお見合いと推理
     著者:山口雅也
    「ー ヒントですか・・・・・・じゃあ、«神は寝ている猿なり»とでも」
    お見合いをすると必ず事件に巻き込まれる悲運の和装美人、垂里冴子姉さんの新作短編集。
    ついに人間以外の相手とお見合いをしてしまった第一部「見合い相手は水も滴る○×△?」
    日本殺人事件の主人公、東京茶夢との奇跡のコラボを果たした第二部「神は寝ている猿なり」を収録。
    お見合い時 ...  

    August 18 2009, 3:38am | Permalink | Original Permalink »

  •  

    ガリレオの苦悩

    ガリレオの苦悩  著者:東野圭吾 「そうか、でもこれだけはいっておこう。みんなおまえのことを、科学者としては素晴らしいといっている」 湯川准教授が、草薙刑事、内海刑事とともに難トリックに挑む探偵ガリレオシリーズの短篇集。 「容疑者X」は別として、やはりガリレオシリーズは短篇の方が面白いなぁ。 特に第二章「操縦る」なんかのように、湯川達がたどり着いた真相のさらに先に真相がある話なんてたまりませんね。 フーダニット(犯人当て)よりも、ハウダニット(トリック当て)に重きを置いている所は、今までどおり。 安心して読める一冊です。 

    March 10 2009, 10:20pm | Permalink | Original Permalink »

  •  

    聖女の救済

    聖女の救済  著者:東野圭吾 「特別な感情を持ったって、別に構わないんじゃないか。僕は君のことを、感情によって刑事としての信念を曲げてしまうような弱い人間ではないと信じている。それともうひとつ」 彼は人差し指を立てて続けた。 「君の言っていることはおそらく正しい。彼女は愚かな人間ではない」 自宅で毒殺された男性。第一発見者は彼の愛人。 一番動機があると思われる離婚を切り出された妻には、鉄壁のアリバイがあるのだが… テレビシリーズからやってきた柴崎コウもとい内海刑事が活躍。 あいかわらず、湯川教授と草薙刑事の掛け合いが楽しい長編。 ただし、肝心のトリックがいただけない。残念ながら、およそ虚数解とは言い難い。 虚数解と言う言葉を使いたかっただけ? 化石の比喩は面白かった。 

    March 4 2009, 10:45pm | Permalink | Original Permalink »

  •  

    ステーションの奥の奥

    ステーションの奥の奥 (ミステリーランド)  著者:山口雅也 「うん。ぼくはこれから、ここへ吸血鬼を呼び出してみようと思うんだよ。」 小学6年生の陽太は東京駅が全面改築されることを知り、東京駅を探検して夏休みの自由研究にしようとする。 東京駅を探検するため、夜之介おじさんとともに東京駅の「東京ステーション・ホテル」に向かう。 そこで、彼らが遭遇した奇妙な事件。 面白いですねぇ。さすがは山口雅也。 変化球の様に見えて、実はフィールドとルールが歪んでいるだけで、その歪んだフィールド・ルールの中では、そのものズバリの直球を投げてきます。 著者お得意のウンチクも吸血鬼を対象にして、ふんだんに散りばめています。 伏線の回収の仕方も見事の一言。 子供向けでも、自分の作風を変えてこない。やはり山口雅也は良いなぁ。 というわけで、息子が本が読めるようになったら、彼にオススメしたい一作。 

    February 7 2009, 11:33pm | Permalink | Original Permalink »

  •  

    バスティーユの陥落

    バスティーユの陥落 (小説フランス革命 2)
     著者:佐藤賢一
    「感じさせてやれ、色男。みているだけで女が身悶えてしまうくらいの、お前のことが欲しくて欲しくて堪らなくなるくらいの、それは激しい演説を打ってこい」
    停滞しているヴェルサイユの国民三部会を後にし、ミラボーとロベスピエールはパリへ。
    パリでは、凶作、食糧不足、物価高騰に加え平民大臣ネッケルの罷免で民衆の怒りは暴発寸前。
    そんなおり、ミラボ ...  

    February 7 2009, 12:09am | Permalink | Original Permalink »

  •  

    革命のライオン

    革命のライオン (小説フランス革命 1)
     著者:佐藤賢一
    「よく覚えておきたまえ、男は保身だ。」
    女でも、金でも、名誉でもない。男に取って、本当の大事は保身なのだ。
    1789年、フランス国王ルイ16世決定により、第一身分(聖職者)・第二身分(貴族)・第三身分(平民)から、それぞれ選ばれた議員たちによる全国三部会が、ヴェルサイユで開催された。
    特権二身分の差別意識から中々進展しない議会に、業を煮やした第三身分 ...  

    January 27 2009, 9:42pm | Permalink | Original Permalink »

  •  

    くらのかみ

    くらのかみ (ミステリーランド)
     著者:小野不由美
    「座敷童子がいい妖怪だって言われるのは、だからなんだね。お金持ちになるのはいいことだから、それを連れてきてくれる妖怪は、いい妖怪なんだ。」
    「へえ?」と、想一はちょっと、いたずらでもたくらむような顔をした。「お金持ちになるのは、いいことなのかい?するとうちは、お金持ちじゃないから、いい状態じゃないんだな。」
    講談社の子供向けミステリシリーズ「 ...  

    December 10 2008, 11:32pm | Permalink | Original Permalink »

  •  

    新宿鮫IX 狼花

    狼花 新宿鮫IX
     著者:大沢在昌
    警察にはふたつの顔がある。キャリアに代表される有能な官吏が公の席で「暴力団壊滅」をうたう一方で、現場警察官は課せられた「拳銃取締」や「違法薬物摘発」のノルマのために、顔見知りの暴力団員の力を借りる。
    幹部は清潔で理想的であれ。泥は末端がかぶればよい。
    鮫島が許せないと感じる、警察の根本的な体質だった。
    新宿鮫シリーズ最新刊「狼花」読み終わりました。
    前作以前か ...  

    December 4 2008, 12:51am | Permalink | Original Permalink »

1